本当に美味しいノンアルコールワインを求めて

Holoyowaz STORY

どんなシーンでも愉しめるノンアルコールワインを届けたくて

ワインが好きでも、変化するライフステージの影響で、アルコールを避ける必要が出てくるもの。 例えば妊活、妊娠・出産、授乳期間といった女性特有の理由もあれば、健康維持のため、あるいは運転を控えているからという理由も。 どんな理由があっても、食事や晩酌を楽しめるように、私たちはノンアルコールワインの専門店をはじめました。 しかし、オープンまでの道のりは思っていたほど平坦ではありませんでした。 当時の日本国内では、ノンアルコールワインという名の「ワインのような色のジュース」しか流通していなかったからです。

欧米で躍進するノンアルコールワイン

調べてみると海外のノンアルコールワインは1980年代から造られていて、ノンアルコールを専門とする造り手も数多く存在していました。 アルコール依存への考え方が日本とは異なる欧米では、健康への意識も高く、若い世代を中心に「お酒は飲めるけど、あえて飲まない選択をする」ソーバーキュリアスというライフスタイルが浸透しています。 このような社会変化にともなって、市場でも需要に応えるようにノンアルコールワインの流通が増えていったのです。

世界中のノンアルコールワインを試飲して、たどり着いた本物だけをセレクト

調査の結果、やはり納得のいくものは海外にあるという結論に。 そこで世界中から100種類以上のノンアルコールワインを取り寄せて試飲する日々が始まりました。 しかし、海外のノンアルコールワインの中にも、納得のいくものは少なかったのです。 ワインの醸造工程を経ていない葡萄ジュース、人工的な香料で香りをごまかしているもの、 脱アルコール工程が雑なせいでワインとは程遠い味わいに成り果てたものばかり。 しかし、そんな中にもほんの一握りだけ、香りはもちろん、口に含んだ瞬間、 「これこそは、ワインそのものだ」と思えるノンアルコールワインがありました。 そんな高水準のノンアルコールワインだけを厳選し、輸入販売しているのが わたしたち、Holoyowazです。

本物を追究したら辿り着いた 「脱アルコール製法」という正解

国内で一般的なノンアルコールワインとは

日本国内で流通しているノンアルコールワインと呼ばれているものは ・葡萄ジュース ・葡萄ジュースにワインの風味を付け足しているもの このどちらかに該当する「ワイン風味の飲料」がほとんどです。

本物の香りと味わいを追究した「脱アルコール製法」へのこだわり

Holoyowazが求めたのは、「ワインのようなジュース」ではありません。 ワインそのものの香りと味わいはそのままに、 アルコール度数のみを0%まで引き下げた、究極のノンアルコールワインです。 これを実現するのが、「脱アルコール製法」であり、現在は主に以下の3種類が挙げられます。

①減圧蒸留法:減圧することで100℃よりも低い温度で沸騰させ、アルコールを蒸留して除去する方法 ②逆浸透膜法:特殊なフィルターを用いてアルコールのみを除去する方法 ③スピニングコーンカラム法:回転する筒の中で、遠心力によって薄膜状になったワインから揮発する香り成分だけを水蒸気や窒素ガスに吸着させて回収。残った液体を温めてアルコールを蒸発させ、そこへ香り成分を戻す方法

Holoyowazでは、特許出願済みの高度な製法で脱アルコールを実現した ワイン好きの舌と喉を唸らせる、至高のノンアルコールワインのみを取り扱っています。

元々私自身お酒が大好きで、以前は毎日のようにワインを中心にアルコールを楽しんでいました。 しかし、妊活のスタートと、健康診断の結果をきっかけに、アルコール摂取を控えなければならなくなったのです。 共に妊活に取り組んでいた妻もお酒好きだったため、夫婦で国内のノンアルコールワインを探すうちに、欧米に比べて国内のノンアルコール文化が遅れていることに気がつきました。 特別なお祝いの席なのに、飲めない日。 美味しいノンアルコールがないから、翌日の二日酔いを避けるために、ジュースやお茶で我慢する。 そんな時に妥協する人を減らしたくて。 美味しく、楽しく飲んで、健康も維持できる。 贅沢で、ワガママな願いを叶えることで人生をもっと楽しく彩る、 理想のノンアルコール専門店を立ち上げました。 日本でも、この特別な体験が当たり前になるように、 ノンアルコール文化の発展に大きく貢献していきたいと考えています。

合同会社summa 代表社員 常吉紘二